起業しよう!と思っても、やる気だけでは、ビジネスは始められないのが現実です。
まず、これから始める事業にどれだけのお金が必要で、それをどのように準備するかを確認しましょう。
お金の作り方は主に以下の方法になります。
- (1)自己資金…これまでの仕事で自らコツコツ蓄えた貯金など。または、自分名義の不動産、動産を換金する。 換金せず、現物出資という形で会社に出資する方法もあります。
- (2)ご家族、親類からの援助による資金…贈与または借りるという方法が一般的です。
- (3)金融機関からの融資…日本政策金融公庫または自治体の制度融資を受ける。それぞれの特長は以下の通りです。
- ①日本政策金融公庫
・新創業融資制度なら、無担保無保証で最大3,000万円まで融資可能
・融資実行までのスピードが速い
・自己資金割合が融資希望額の1/10以上と条件が緩和されている。
・審査を行う過程で事業計画を作成するので、経営意識を自然と持つことができる。
・利率は制度融資よりは高い。
- ②制度融資
・金利が低く、金利の一部を負担してくれる自治体もある。
・保証協会付き融資が一般的で審査に時間がかかる。
- ①日本政策金融公庫